この記事はこんな方にオススメです。
・WordPressでブログを書いている方
・PHPの更新メッセージの対処方法に困っている方
・X-serverを使っている方
PHPとは
PHPはプログラミング言語です。
WordPressのソフトウェアの大部分は、このPHPで書かれています。
PHPはそのパフォーマンスとセキュリティを上げるために、常に新しいバージョンの開発が進められています。
iphoneで、iosアップデートが定期的に必要なのと同じイメージです。
バージョン設定はレンタルサーバー側で行われているので、サーバー上でのバージョンアップ作業が必要となります。
バージョンアップすると
１．最新バージョンは効率的に動作し、パフォーマンスが３～４倍ＵＰ
サイト表示のスピードが速くなる
２．セキュリティが上がり、ハッキングされにくくなる
３．速いサイトは検索エンジンに高く評価され、検索ランクが上がる
４．読み込みの早いサイトは、ユーザーがストレスなく閲覧することができる
などなどいいことがたくさん。
PHPの確認方法
サイトヘルスステータスを確認したことありますか？
１．ダッシュボードを開くと、左下の方に【サイトヘルスステータス】という項目があります。
※ごめんなさい。画像は緑丸のGOODの状態です。
対処が必要な状態だと以下のように黄色丸が表示されます。
２．【サイトヘルス画面】をクリックします。
３．詳細に対処すべき問題が表示されます。
PHPのバージョンアップが必要な場合もここに表示されます。
WordPress自体やテーマ、プラグインなどの更新が必要な場合も、ここに表示されるので定期的にチェックすることをお勧めします。
バージョンアップの手順
１．バックアップ
これ、めちゃくちゃ大事です。
せっかく積み上げてきたブログのデータが飛んでしまっては大変。
どんな方法でもＯＫですが、私は【UpdraftPlus-Backup/Restore】をプラグインして定期的にバックアップを取っています。
定期的にバックアップを取っている方も、直前にバックアップを取ってくださいね。
２．テーマやプラグインとの互換性をチェック
最新のPHPが、あなたが使用中のテーマやプラグインと互換性がない場合もあります。
互換性がないと、最新PHPをアップデートすることで不具合が生じる恐れがあります。
こちら↓↓↓で互換性を確認することができます。
ちなみに、私が使用しているプラグインでは問題は生じていません↓↓↓
【テーマ】
・JIN【プラグイン】
・Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
・Archives Calendar Widget
・Classic Editor
・Contact Form 7
・Customizer Export/Import
・Google XML Sitemaps
・Jetpack by WordPress.com
・Rich Table of Contents
・Rinker
・TinyMCE Advanced
・UpdraftPlus – Backup/Restore
・WebSub/PubSubHubbub
・WordPress Popular Posts
・WP User Avatar
３．ワードプレスやテーマ、プラグインの更新
更新が必要なものがある場合、【ダッシュボード】や【プラグイン】の横に赤丸の番号が出ている場合は更新が必要なものがあります。
確認して【更新】ボタンをクリックし、更新してください。
４．サーバーパネルを開く（X-server）
１．サーバーパネルのトップページから、【PHP Ver.切替】をクリック
２．該当するブログ名右横の【選択する】をクリック
３．左側に現在のバージョンが表示されています
４．【変更後のバージョン】の下をクリックしプルダウンから【推奨】と記載してあるバージョンを選択、【変更】をクリックします
※最新のバージョンに【推奨】と書かれていない場合があります。
その場合、【推奨】と記載がある中で一番新しいものを選択して下さい。
上にいくほど新しいバージョンです。
５．完了しました
まとめ
まれに不具合が生じる場合もあるようですが、ほとんどの場合で正しく作動します。
不具合が生じた場合は、PHPバージョンを元に戻し、バックアップで復元すればOK。
サイトのスピードアップ、セキュリティの強化などメリットが大きいので、PHPの更新は怖がらずにやっていみることをお勧めします。
